以前、掃除に関するテレビ番組で、「ためていいのは、貯金」「ためるとよくないのは掃除」と言われていて、なるほどと思ったものです。毎日、少しの部分でもよいので、まとめてするのではなく、ちょこっと掃除を心がけたいものです。家の中で、きれいであると特に気持ちがよくなれる場所の一つは、トイレかもしれません。トイレがきれいな家とそうでない家では、個人年収にも差があるとのデータもあるほどで、常にきれいにしておいて損な場所ではありません。一日一度や汚れたらさっと拭き取るといった習慣を、できれば家族全員で持ちたいものです。また、他の場所については、まずいらないものは処分をすることが大切かもしれません。断舎利という言葉もはやりましたが、使うのか使わないのかをはっきりと区別し、使わないものについては、思い切って処分すべきだと思われます。ものは、使ってこそ生きているとも言われます。いつか使うかもと何年も使われていないものは、おそらく生きているものではないと言えるはずです。

掃除の方法は色々とありますが、最も効果的なものは、再び汚れがついてしまうことを防ぐような方法です。たとえばお風呂掃除は、防カビ効果のある洗剤を使用することで水垢やカビがつきにくくなり、次回以降の掃除が格段に楽になります。トイレ掃除は、尿石を溶かす効果のある洗剤を使用することで便器がツルツルになり、汚れがこびりつきにくくなり、かつ悪臭も防ぐことができます。台所掃除の場合は、油汚れのつきやすいコンロ周辺に力を入れることになりがちですが、床の掃除機がけや天井や壁のホコリの除去もおこなっておきましょう。そうしておかないと、コンロに付着した油の上にホコリが落ちて固まり、汚れがより頑固なものとなってしまうからです。できるだけホコリが舞わないような状態にしておけば、コンロは汚れにくくなりますし、油汚れの除去もスムーズにおこなえるようになります。これらを日頃からおこなうことで、掃除の手間や回数は徐々に減っていきます。